平成22年8月29日
国会審議を早期に
 
国会審議を早期に/円高・株安対策など 国民目線で課題解決/BS番組で漆原氏

 
 『「公明、現場で問題発掘」松田毎日新聞論説委員』
 公明党の
漆原良夫国会対策委員長は26日夜、BS放送(BS11デジタル)の番組で、民主党代表選や国会対応などについて、大要次のような見解を示した。
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 鈴木哲夫・BS11報道局長 民主党代表選をどう見るか。
 
漆原 円高・株安、さらに地方経済が疲弊する中、民主党全体が代表選でモラトリアム(機能停止)状態になっている。円高対策など国が直面する問題に全力で当たる姿勢を見せるべきだ。
 鈴木 経済有事に対応できていない。
 
漆原 国民を無視した党内の権力闘争が前面に出ていることは残念だ。9月1日にも野党国対委員長会談を行い、(臨時)国会の早期召集と閉会中審査の開催を確認して政府に申し入れをしようと考えている。「ねじれ国会」では政局中心でなく政策中心に、よい政策をつくり合意形成に努めたい。
 鈴木 元祖・第三極の公明党らしさとは。
 
漆原 参院選で訴えた「クリーンな政治」と「チーム3000」。地方議員が受けた相談を国会議員が吸収して国政で政策として訴える。フットワークのよさと国民目線の政治が公明党のウリだ。
 鈴木 災害で一番最初に現地に行くのが公明党だ。
 
漆原 現場から発信があり、パッと飛んでいく。山口代表も円高が進行して、まず困っている現場に行った。
 松田喬和・毎日新聞論説委員 公明党は地方議員を中心に、公害・福祉問題などの総点検を行い、現場で発掘した問題点を(国会で)追及してきた。情報がこれほどスムーズに素早く上がる政党はない。
 
漆原 地方議員は国民が何に悩んでいるかを敏感に察知できる。来年の統一地方選で、この“党の宝”をどれだけ増やせるかだ。

(平成22年8月28日付け公明新聞より転載)