平成22年7月17日
公正な議会運営を検討
 
公正な議会運営を検討/臨時国会で予算委、大臣所信求める/野党3党

 
 自民、公明、みんなの野党3党の幹事長、国会対策委員長は15日午後、都内で会談し、通常国会での与党側の国会運営が強引だったとして、参院での与野党逆転を踏まえ、公平かつ公正な議会運営のあり方を参院側で検討することを確認した。
 また衆院でも公正な運営を与党に求めることで一致した。公明党から井上義久幹事長、
漆原良夫国対委員長が出席した。
 さらに会談では、今月末の召集が見込まれる臨時国会で、衆参両院での予算委員会開催と、各常任委員会での大臣所信表明と質疑を求めていくことを確認した。
 また西日本などの豪雨災害や口蹄疫問題など国民生活に直結する緊急課題について対応を協議。通常国会で民主党が選挙対策を優先し、参院で閉会中審査の手続きをせずに閉会したため、閉会時の現在、参院災害対策特別委が開けないとして、衆院での委員会開会を求めていくことでも一致した。
 予算委開催については、民主党から16日にも返答があれば、野党7党で対応を協議する方針を確認した。

(平成22年7月16日付け公明新聞より転載)