平成22年6月17日
野党 選挙優先の手法を批判
 
予算委、引き続き要求/野党 選挙優先の手法を批判

 
 自民、公明、共産、社民、新党改革、みんな、たちあがれ日本の野党7党は15日午後、国会内で国会対策委員長会談を開き、政府・与党が衆参予算委員会の開催に応じないことから、野党側が申し入れていた与野党党首会談を与党側が拒否したことについて対応を協議した。公明党から漆原良夫国対委員長、遠藤乙彦国対委員長代理が出席した。
 協議の結果、野党7党の国対委員長は、予算委開催を改めて求めることで一致。16日午前に衆参両院議長に対して国会会期を25日まで延長するよう申し入れることで合意した。
 一方、野党7党の参院会長・代表者は15日夕、連名で民主党の輿石東参院議員会長に予算委の開催を求めるため会談に応じるよう申し入れた。
 政府・与党の国会運営について、漆原国対委員長は同日夜、記者団に「与野党党首会談も開かないで国会を閉じようとするのは、あまりにも国民無視、選挙優先のやり方だ」と厳しく批判した。

(平成22年6月16日付け公明新聞より転載)