平成22年5月27日
放送法の強行「ルール無視」と批判
 
放送法の強行「ルール無視」と批判/郵政法案 徹底審議求める/漆原国対委員長

 
 公明党の漆原良夫国会対策委員長は25日夕、国会内で開かれた党代議士会であいさつし、与党が同日の衆院総務委員会で強行採決した放送法改正案を本会議に緊急上程しようとしたことについて、「ルール無視の国会運営がなされ、野党国対委員長が横路孝弘衆院議長に抗議した。(与野党合意のない)職権による緊急上程などあり得ない」と批判した。
 民営化の理念に逆行する郵政改革法案に関しても、「小沢一郎民主党幹事長の(『今国会での成立を約束する』との)発言以来、民主党は狂ったような国会運営をしている」と指摘。「衆院を解散までして(民営化したのに)、参考人質疑や公聴会がなければ絶対におかしい。どんな理不尽なことがあるか分からないが、徹底的に闘っていく」と述べ、審議の充実を求めていく考えを示した。

(平成22年5月26日付け公明新聞より転載)