平成22年5月19日
国会法改正など強く抗議
 
国会法改正など強く抗議/野党幹事長が議長に要請へ

 
 自民、公明、共産、みんなの野党国会対策委員長は17日午後、国会内で会談し、官僚答弁禁止などを柱とする国会法改正案の提出など与党の強硬運営に強く抗議していくことを確認した。
 公明党から漆原良夫国対委員長、遠藤乙彦国対委員長代理が出席した。
 席上、野党国対委員長は、与党が野党の反対を押し切って国会法改正案を提出する一方で、「政治とカネ」や米軍普天間飛行場の移設問題に関する衆参予算委員会の集中審議開催に一切応じないことを厳しく批判。野党としてより強く抗議の姿勢を示すため、18日に野党幹事長会談を開いて対応を協議した上で、横路孝弘衆院議長に申し入れることを決めた。
 一方、参院でも、自民、公明、共産、みんな、新党改革、たちあがれ日本の野党6党国対委員長会談を開き、参院予算委員会での集中審議のほか、参院決算委で鳩山首相出席による2008年度決算の締めくくり総括質疑などを求めていくことで合意した。公明党から風間昶参院国対委員長が出席した。

(平成22年5月18日付け公明新聞より転載)