平成22年5月15日
政治とカネ 集中審議を要求
 
政治とカネ 集中審議を要求/国会法改正案 議会制度協で議論を/野党幹事長が一致

 
 自民、公明、共産、みんな、たちあがれ日本の野党5党は13日午前、国会内で幹事長・国会対策委員長会談を開き、与党側に対し、衆参予算委員会で「政治とカネ」「普天間問題」「財政・経済」をテーマにした集中審議の早期開催を要求することで一致した。公明党から井上義久幹事長、漆原良夫国対委員長が出席した。
 また会談では、与党側が法案提出をめざす官僚答弁を制限する国会法改正について、衆院議会制度協議会(議長の諮問機関)で与野党が十分に協議した上で行うべきであり、与党単独による改正案の提出はすべきでないとの認識を改めて確認。
 予算委集中審議の早期開催とともに、国会法改正について議会制度協議会で議論するよう、与党幹事長と衆院議長に申し入れることを決めた。
 席上、井上幹事長は、予算委集中審議の開催を強く要求する考えを強調。国会法改正については「従来から議会制度協議会で議論し、多くの政党の了解で改正してきた」と述べ、今回の改正案についても同協議会で十分な議論が必要と指摘した。

(平成22年5月14日付け公明新聞より転載)