平成22年3月18日
民主政権公約は「破たん」
 
民主政権公約は「破たん」/漆原国対委員長

 
 公明党の漆原良夫国会対策委員長は16日昼、国会内で開かれた党代議士会で、昨年の衆院選で民主党がマニフェスト(政権公約)に掲げた主要政策の大半が、政権発足から半年たった今も実現には程遠い現状を厳しく批判した。
 
漆原国対委員長は、公明党衆院国対事務局が作成した「破綻した民主マニフェスト〜政権半年の総括」の資料をもとに、12項目に及ぶ政策がいずれも公約通りには進んでいないと指摘。その上で「民主党内ではマニフェストの見直し作業をしようとの動きがあるが、その前に国民に謝るべきだ」と強調した。
 さらに、「鳩山首相はマニフェストを発表するときに、国民との契約であり一つでも実現できなかったら責任を取ると強く言っていた」と指摘し、首相は自らの発言に責任を負うべきとの考えを示した。=関連記事2面

(平成22年3月17日付け公明新聞より転載)