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平成21年12月5日 |
【税制、予算で意見交換】 |
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税制、予算で意見交換 |
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『登記制度の環境整備/土地家屋調査士団体から要望/党懇話会』
公明党の土地家屋調査士制度の改革・振興議員懇話会(会長=漆原良夫国会対策委員長)は2日、衆院第1議員会館で会合を開き、日本土地家屋調査士会連合会(松岡直武会長)、全国土地家屋調査士政治連盟(待野貞雄会長)から来年度の政策要望および予算要望を受けた。これには山口那津男代表、太田昭宏全国代表者会議議長らが出席した。
この中で、連合会の松岡会長は、住宅の着工数の減少など、不動産市場の苦境に触れ、一層の不動産登記制度の充実を訴えた。その上で、オンライン登記申請の環境整備などを求めた。
山口代表は、「これから予算、税制ともに決断をしていくタイミングだ。承った声を政府に伝えたい」と述べた。
『文化芸術の振興を/党文科部会に芸団協など』
公明党文部科学部会(富田茂之部会長=衆院議員)は2日、衆院第2議員会館で、日本芸能実演家団体協議会(芸団協)と全日本私立幼稚園連合会から、来年度の予算・税制改正に関する要望を受け、意見交換した。
席上、芸団協の大林丈史専務理事は、芸術活動への寄付金について、所得控除の手続きを年末調整でも可能とすることなどを要望した。また、大林専務理事は、事業仕分けの判定で「国の事業として行わない」など、文化・芸術分野の予算が大幅に削減される見込みであることについて、「文化芸術の振興は、国や地方の両方から実施する方がいいのではないか」と述べ、判定の結果に疑問を呈した。
一方、全日本私立幼稚園連合会の勝倉教雄総務課長は、幼稚園就園奨励費補助について、年収360万〜680万円の世帯が削減の対象になり、私立幼稚園児数の約半数にあたる約59万人が影響を受ける恐れを指摘し、改善を求めた。 |
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(平成21年12月5日付け公明新聞より転載)
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