平成21年2月23日
砺波市で時局講演会
 
補正関連法の成立早く/時局講演会で漆原、荒木氏 野党の引延ばし批判/富山・砺波市

 
 公明党の漆原良夫国会対策委員長(衆院選予定候補=比例北陸信越ブロック)は22日、富山県砺波市で開かれた党県本部主催の時局講演会であいさつした。荒木清寛党県本部顧問(参院議員)も出席した。 漆原氏は、野党各党が定額給付金などの財源を手当てする第2次補正予算関連法案に反対しながら、地方議会では定額給付金を含む補正予算案に賛成する“ねじれ現象”を指摘。「公明党は、皆さんが心待ちにされている定額給付金を何としても実現させていく」と語った。 また、現下の厳しい経済状況に触れ、「同法案の成立を遅らせることは一時的に“病気”を悪化させていることに等しい」と強調。参院で同法案の採決を引き延ばしている民主党を批判した。 荒木氏は経済の活性化について「国内の個人消費を掘り起こし、海外にも輸出できるような、地域に密着した産業づくりが重要」と力説した。

(平成21年2月23日付け公明新聞より転載)