平成21年2月14日
審議延ばす民主を糾弾
 
審議延ばす民主を糾弾/補正関連、本予算案で 「めちゃくちゃな国会対応」/党代議士会で北側、漆原氏

 
 公明党の北側一雄幹事長は12日昼、国会内で開かれた党代議士会で、今年度第2次補正予算関連法案と来年度予算案の審議を引き延ばす民主党の対応について、「議決を遅らせるというただ一点のみのめちゃくちゃな国会対応をしている」と厳しく批判した。 その上で、「(民主党の対応は)極めて遺憾で、国民の皆さま方から厳しい批判が民主党にいくだろう」と強調。一方で、「わが党は政局ではなく国民の皆さまの生活を考え、経済対策がいち早く実行できるように取り組んでいきたい」と訴えた。 また、2次補正関連法案について「1月13日に衆院から参院へ送ったが、今週初めて審議を始めた」と指摘し、参院運営の主導権を握る民主党が約1カ月間も審議に応じなかったことを改めて糾弾した。 一方、漆原良夫国会対策委員長は、12日の参院財政金融委員会での民主党の対応を批判。財務相の衆院本会議出席に伴い副大臣で対応することで与野党が合意していた同委員会の審議について、「(民主党が与野党合意を反故にして財務相の出席を求めた結果)午後は全部取りやめになった。全く無責任極まりない」と非難した。 さらに「(民主党は)国民生活第一と言っているが、とにかく本予算案(の審議)を妨害しよう、2次補正(の関連法案)を成立させないというやり方は、国民の皆さまに知ってもらわなければならない」と力説した。=2面に関連記事

(平成21年2月13日付け公明新聞より転載)