平成20年11月27日
【新発田市で時局講演会】
 
給付金で暮らし応援/金融機能強化法など 民主の国会対応を批判/漆原氏

 
 公明党の漆原良夫国会対策委員長(衆院選予定候補=比例北陸信越ブロック)は24日、新潟県新発田市で開かれた党県本部の時局講演会であいさつした。
 漆原氏は、定額給付金を含む第2次補正予算案を今臨時国会に提出しない理由について(1)民主党は、もし補正予算案が今臨時国会に提出されたら参院で審議を引き延ばし廃案にする(2)通常国会を1月中に開会するという国会ルールがあるため、今臨時国会を延長しても、衆院での再可決に必要な60日が確保できない――と説明。同予算案について「通常国会冒頭に提出し、確実に成立させていく」との考えを示した。
 さらに民主党が参院で補給支援特別措置法改正案と金融機能強化法改正案の採決を先送りしていることについて、「自分の要求のためには手段を選ばぬやり方だ」と批判した。
 最後に、国民生活を経済的に支援するため定額給付金を推進したとして、「公明党は国民のための政治を貫く」と強調した。


(平成20年11月25日付け公明新聞より転載)