平成20年7月31日
【河川はんらんで現地調査】
 
河川はんらんで現地調査/石川・金沢市 漆原氏ら早急な支援約束

 
 公明党石川県本部(庄源一代表=県議)の「金沢市集中豪雨による水害対策本部」の漆原良夫・総合本部長(衆院議員)、庄源本部長らは29日、局地的な豪雨で河川がはんらんし、道路の冠水や床下・床上浸水などが相次いだ金沢市内を緊急調査した。一行はまず、金沢市役所の市災害対策本部を訪問。市側は豪雨による土砂が生活道路や家屋に流れ込み、大量のごみの処理が課題だと説明するとともに、災害救助法の早期適用や観光業などの中小零細企業への融資支援などを求めた。漆原氏は「関係省庁に伝え早急に対応する」と述べた。
 その後、55年ぶりにはんらんした浅野川の周辺にある笠市、昌永、並木の各町に急行。昌永町在住の梨文雄、喜代美さんは「膝まで水に浸かった。家中が泥まみれです。買ったばかりの車も土砂で流されてしまった」と当時の状況を説明。漆原氏らはお見舞いを述べるとともに、「すぐに国に対応を働き掛けます」と話した。また、湯涌温泉や国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている主計町茶屋街を訪れ、被災者を激励した。

(平成20年7月30日付け公明新聞より転載)