平成20年7月8日
【高波被害復旧急ピッチ】
 
高波被害復旧急ピッチ/漆原氏ら 工事進ちょく状況視察/富山・入善町

 
 公明党の漆原良夫国会対策委員長(衆院議員)は5日、2月に高波で大きな被害を受けた富山県入善町を訪れ、入善漁港海岸の災害復旧事業の進ちょく状況を視察した。党県本部の島田一代表(県議)、辻靖雄黒部市議、大橋美椰子入善町議が同行した。
 同町では今年2月24日、高波によって、死者が出たうえ、一部家屋が全壊するなど深刻な被害を出した。漆原氏と公明党県本部はすぐさま視察の上、国・県に対し早期復旧を求めていた。
 現在、復旧事業は国・県により11月完成を目指し急ピッチで進められている。同事業では原状復旧にとどまらず、離岸堤をより大きく強いものにするとともに数を増やすなど安全性を高める“改良型”の工事を進めている。また海岸と住宅地を隔てる護岸も80センチ高くする。
 一行は米澤政明町長らの案内で工事現場を視察した。町長は復旧事業の進行について「協力をいただき、うれしく思う」と述べた。

(平成20年7月6日付け公明新聞より転載)