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平成20年4月21日 |
【民主の「数の横暴」許せぬ】 |
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民主の「数の横暴」許せぬ/道路特例法案の参院財金委付託 審議引き延ばしと批判/漆原国対委員長 |
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公明党の漆原良夫国会対策委員長は17日昼、国会内で開かれた代議士会であいさつし、道路特定財源を維持すると定めた道路整備費財源特例法改正案の参院審議の場が、民主党の意向で話し合いではなく異例の採決によって財政金融委に決まったことについて、「数の横暴を断じて許してはいけない。強く民主党に抗議したい」と批判した。
漆原氏は、同改正案について「3月13日に参院に送ったが、1カ月以上も宙ぶらりんの状態で置かれて、審議されなかった」と指摘し、審議入りを遅らせてきた民主党の対応を批判した。 また、同改正案は国土交通省所管のため、衆院では国交委で審議されたことを踏まえ、「(民主)党の指示で財金委になったというが、こうした民主党のやり方には怒りを禁じ得ない」と厳しく糾弾した。 さらに、同法案が付託される参院財金委で現在、政府提出の税制改正法案と民主提出法案など合計7法案が審議されていることに触れ、「今ある法案でも5月半ばくらいでなければ審議が終わらない」と指摘。その一方で「参院国交委は(現在審議中の)法案がゼロ。まじめに考えれば、国交委で十分審議されるのが当たり前」と述べ、民主党が審議引き延ばしをはかっていると批判した。 同法改正案は、16日の参院本会議で審議入りしたものの、同日の議院運営委で西岡武夫委員長(民主党)が財金委での付託を提案。その後、20年ぶりとなる異例の採決まで行い、財金委に付託された。同法改正案が所管外の財金委に付託されたことは初めて。
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(平成20年4月18日付け公明新聞より転載)
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