平成20年4月17日
【高齢者の不安を安心に】
 
全議員が現場で語ろう/75歳からの医療制度 高齢者の不安を安心に/党代議士会で太田代表

 
 公明党の太田昭宏代表は15日昼、国会内で開かれた党代議士会で、75歳以上の高齢者のための長寿医療制度(後期高齢者医療制度)について、公明党の全議員が現場に入り、高齢者の不安解消に向け全力を挙げて語り抜いていこうと訴えた。
 太田代表は「お年寄りは『私はどうなるのか』と不安に思っている」と指摘。(1)保険証が新しくなる(2)保険料は安くなる人が多い(3)かかりつけ医を持つことができる――などの同制度のポイントを改めて紹介し、「全地方議員に至るまで、一人一人のお年寄りやご家族に、高齢者の側に立って話してほしい」と呼び掛けた。
 また、同制度を批判する民主党など野党について「(高齢者の)不安に応えようとせずに(逆に不安を)拡大し、(野党が)言っていることは、すべて罵倒や中傷という印象だ」と、高齢者の不安をあおる無責任な姿勢を厳しく糾弾した。
 漆原良夫国会対策委員長は、道路特定財源などに関する与野党政策協議について「構成メンバーは政務調査会長を中心に、税制調査会(の担当者)、国土交通部会長、地方財政に詳しい人が望ましい」との認識を示し、「早く協議を開始し、あるべき道路、あるべき税制を考えていきたい」と述べた。

(平成20年4月16日付け公明新聞より転載)