平成20年4月11日
【民主の党内民主主義疑う】
 
民主の党内民主主義疑う/漆原国対委員長

 
 公明党の漆原良夫国会対策委員長は8日夜、国会内で記者団に対し、民主党が日銀副総裁に渡辺博史前財務省財務官を充てる人事案を不同意とすることを決めたことに対して、「国家全体の利益を考えない民主党は、まことに残念だ」と述べ、党利党略を優先させた民主党を厳しく批判した。
 漆原国対委員長は「民主党の党内民主主義を疑う。賛成者が多かったはずなのに、(執行部の)わずか数人の反対で、こういう(不同意の)結果になった」として、「党内の勢力関係が、こういう結果をもたらしたとしか思えない」と非難した。

(平成20年4月9日付け公明新聞より転載)