平成20年3月21日
【民主は堂々と審議せよ】
 
民主は堂々と審議せよ/税制改正法案 年度内に結論出すべき/党代議士会で北側幹事長ら

 
 公明党の北側一雄幹事長は19日昼、国会内で開かれた党代議士会であいさつし、ガソリン税の暫定税率維持を含む税制改正法案の参院審議について、年度末の暫定税率の期限切れを狙い、同法案の審議入りを遅らせている民主党の対応を厳しく批判した。
 この中で北側幹事長は、同法案について「衆院で(法案が)通ったのは2月29日。それから20日経っている」と指摘。その上で「(民主党は)自分たちも対案を出している。政府案と並べて、堂々と委員会の場で論議をして、国民の皆さんに問うていくのが本来の姿勢であるべきなのに、まったく審査をしない」と述べ、政略優先の民主党の姿勢を批判した。
 また、漆原良夫国会対策委員長は、予算関連法案を審議する参院総務、財政金融、国土交通の3委員会が開かれていないことに触れ、年度内に残された3委員会の定例日が25日、27日の2日しかないことを指摘し、「この両日を使ってがっちりと予算関連(法案)を審議し、年度内にぜひとも結論を出していただきたい」と述べた。

(平成20年3月20日付け公明新聞より転載)