平成20年3月3日
【富山で高波被害調査】
 
富山で高波被害調査/被災者励まし要望聞く/漆原氏ら

 
 公明党の漆原良夫国会対策委員長(衆院議員)は1日、2月24日の高波で大きな被害が出た富山県入善町などを訪れ、関係者の声を聞き被災者を励ました。党富山県本部の島田一代表(県議)、吉田勉幹事長(富山市議)、辻靖雄・黒部市議、大橋美椰子・入善町議が同行した。
 一行は、死者が出て家屋も全壊するなど最も被害を受けた入善町の災害対策本部を訪問。町や漁業協同組合の関係者は被害予想額が約34億円に上ることなどを説明し「復旧へ向け国の支援を」と要望した。
 続いて一行は海岸沿いの芦崎地区で、高波で破壊された海岸や家屋を調査した。
 このほか朝日町と黒部市で海岸などを視察。同市の生地芦崎地区では砂のたまらない「透過型突堤」が被害を小さくした状況などを聞いた。視察を終えた漆原氏は「大変な被害であり漁業、住宅、港湾などの問題について被災者の意見をよく聞いて対応したい」と話した。

(平成20年3月2日付け公明新聞より転載)