平成20年3月3日
【質疑時間 昨年を大幅に上回る】
 
徹底審議した予算・税法案/質疑時間 昨年を大幅に上回る/党代議士会で漆原国対委員長

 
 公明党の漆原良夫国会対策委員長は、29日の衆院本会議に先立つ党代議士会で2008年度予算案や税制改正法案の質疑について「十分な時間を確保した」と強調。具体的には、08年度予算案に関する衆院予算委員会の質疑時間が91時間26分(公聴会、分科会の質疑時間を除く)と、07年度予算案の質疑時間(67時間34分)より、20時間以上も長い点を指摘。
 また、地方税法改正案などを審議した衆院総務委員会で16時間34分(07年は3時間8分)、所得税法等改正案などを審議した衆院財務金融委員会で20時間15分(同4時間28分)と、いずれも昨年を大幅に上回る質疑時間を確保したと訴えた【表参照】。その上で、08年度予算案の審議では、予算委員会で初めて地方公聴会を開催したほか、道路特定財源やイージス艦衝突事故に関する集中審議など、「大幅に野党の要求をのんだ質疑時間だった」と述べ、08年度予算案や税制改正法案の採決を行う環境が整っていたことを強調した。

(平成20年3月2日付け公明新聞より転載)