平成19年12月4日
【テレビ番組で討論】
 
会期内成立に全力/補給法案 参院での審議促進を/テレビ番組で漆原国対委員長

 
 公明党の漆原良夫国会対策委員長は2日午前、テレビ朝日系の番組「サンデープロジェクト」に与野党の国対委員長とともに出演し、海上自衛隊の給油活動を再開するための補給支援特別措置法案について、「(臨時国会の会期末である)15日まで、全力を挙げて成立を図る」と強調した。
 漆原国対委員長は会期延長について「(同法案を審議する参院外交防衛委員会で)予備日も使って、残業して(審議を)お願いしますと言っている。そんな段階で(会期を)延ばしますとか言えない」と指摘。延長する場合に賛成するかどうかは「その時に判断するしかない」と述べた。
 同法案が参院で否決された場合、衆院で3分の2以上の多数で再議決・成立させる手法については、世論の状況などを見ながら総合的に判断すべきとの考えを示した。
 一方、防衛利権をめぐる疑惑解明については、「当然やるべきだ」と述べた。

(平成19年12月3日付け公明新聞より転載)