平成19年11月24日
【補給法案 論議の停滞は問題】
 
補給法案 論議の停滞は問題/農業、医療など力強い行動力で解決を/自民幹部の会合で太田代表

 
 公明党の太田昭宏代表は21日夜、都内で開かれた自民党の大島理森国会対策委員長の懇親会であいさつした。これには、漆原良夫国対委員長も出席した。
 あいさつの中で太田代表は近年、中国やインドの急速な経済発展や欧州諸国の対テロ活動への参加を紹介しながら、「(日本は)世界の大きな変化を直視する力がないということがあってはならない」と強調。その上で、インド洋における海上自衛隊の給油活動について、「給油の対応は当然必要だ。そういう論議自体が停滞していることは世界からみて極めて問題だ」と指摘した。
 また、太田代表は「農業や水産業、救急医療など現場で苦しんでいる人に、力強い行動力を持って(課題を)解決する政治が行われなければならない」と力説した。

(平成19年11月24日付け公明新聞より転載)