平成19年11月22日
【民主は責任ある対応を】
 
参院に送付した補給特措法案/民主は責任ある対応を/代議士会で漆原国対委員長

 
 公明党の漆原良夫国会対策委員長は20日昼、国会内で開かれた党代議士会で、インド洋における海上自衛隊の給油活動を再開するための補給支援特別措置法案について、13日の衆院本会議で可決し、参院に送付したものの、いまだに参院での審議のメドが立っていない状況を説明し、参院第1党である民主党に対し責任ある対応を求めた。
 漆原国対委員長は、同法案について「国会の一院(衆院)の意志として参院に送った。正面から議論をしていく必要性が参院全体としてある」とし、「(参院)第1党の民主党にはそういう責任がある。議論をしないで(国会会期の)期限切れを狙って廃案というのは、参院第1党の取るべき態度ではない」と批判。「ぜひとも参院の良識に基づいて正々堂々と議論されることを強く望む」と早期審議入りを呼び掛けた。

(平成19年11月21日付け公明新聞より転載)