平成19年11月22日
【日中関係 新たな発展へ】
 
日中関係 新たな発展へ/太田代表、新任の崔中国大使を歓迎/今こそ相互交流拡大を/胡主席の訪日へ準備進む 崔大使/日中友好7団体主催のレセプション

 
→ 公明党の太田昭宏代表は20日、都内で開かれた中国の崔天凱駐日大使の歓迎レセプション(日中友好議員連盟など日中友好7団体が主催)に出席し、日中関係のさらなる発展に向け、崔大使の活躍に期待を寄せた。これには公明党の神崎武法常任顧問、漆原良夫国会対策委員長が出席した。
 レセプションの中で太田代表は、崔大使と固い握手を交わし、「日中関係が非常に重要な時になった。今こそ、さらに強い日中両国の交流が大事だ」と力説。崔大使は日中関係の改善に貢献してきた公明党の取り組みに謝意を示すとともに、「公明党としても、日中関係の発展へ、さらなる尽力をお願いしたい」と述べた。
 崔大使は1952年生まれの55歳。国連本部中国語事務局通訳、国連中国代表部公使参事官のほか、中国外交部アジア局長、外交部次官補などの要職を歴任し、今年10月に第10代駐日大使に着任した。
 レセプションであいさつした崔大使は「中日関係は当面、改善と発展の重要なチャンスに差しかかっている」とし、福田康夫首相の早期訪中を歓迎する意向を示すとともに、「来年の胡錦濤国家主席の日本に対する公式訪問について、鋭意、準備を進めている」と述べ、胡主席の訪日が「重要かつ長期的、歴史的な影響を及ぼすに違いない」と強調した。
 その上で「このようなチャンスを目の前にして、中日双方は相互信頼を増進し、両国関係を長期にわたり健全かつ安定した発展の軌道に乗せていく必要がある」と指摘。「中日両国の友好協力関係を新たな発展の段階に推し進めていこう」と訴えた。

(平成19年11月21日付け公明新聞より転載)