平成19年11月15日
【海自の補給活動 国民の十分な理解必要】
 
民主は対案を示せ/海自の補給活動 国民の十分な理解必要/記者団に漆原国対委員長

 
 公明党の漆原良夫国会対策委員長は12日午後、国会内で記者団の質問に答え、補給支援特別措置法案が同日、衆院特別委員会で可決されたことについて、大要次のような見解を述べた。
     ◇
 一、(委員会可決の受け止めについて)大きなヤマを越したということ。もう一つは、民主党はとうとう対案を出さないで、国際貢献のあり方をこう考えるということを国民に示すことはできなかった。参院(審議)では何とか民主党の対案を出していただき、話し合いの糸口をつかみたい。
 一、(法案が参院で否決された場合、衆院で3分の2以上の多数で再議決・成立させる手法について)憲法上の権利というものの、国民の理解をしっかり把握し、判断しなければならない。参院では、国民に(海自が)どんな活動をしているのか、なぜ必要なのかを十分理解していただけるような審議をやらなければならない。

(平成19年11月13日付け公明新聞より転載)