平成19年10月26日
【共産・志位委員長の事実誤認発言】
 
共産・志位委員長の事実誤認発言/議事録訂正を了承/衆院議運委理事会

 
 衆院議院運営委員会は23日、理事会を開き、共産党の志位和夫委員長が4日に行われた本会議の代表質問で、1997年12月の国民健康保険法(国保法)改正時の連立政権の枠組みを「自公」とする事実誤認の発言をした問題で、同党が申し出た議事録の訂正を了承した。
 志位氏は、代表質問で97年12月の国保法改正について「自公政権がおこなった法改定」と指摘。法改正によって、保険料を滞納する世帯が保険証を取り上げられたとし、「冷酷無情な政治」と批判した。
 しかし、97年12月当時は「自社さ」政権で、志位氏の発言が全くの事実誤認であることが判明。議運委理事会で対応を協議していた。
 今回の志位発言については、共産党の穀田恵二国会対策委員長が12日、国会内の公明党控室を訪れ、公明党の漆原良夫国対委員長、石田祝稔議運委理事に対し、「間違ってしまい、誠に申し訳ありません。謹んで訂正させていただきたい」と謝罪していた。

(平成19年10月24日付け公明新聞より転載)