平成19年10月25日
【与党が「協議機関」提案】
 
与党が「協議機関」提案/各党の幹事長レベルで民主案(政規法改正)の説明聞く/3党国対委員長会談

 
 自民、公明の与党両党と民主党の3党国会対策委員長が22日、国会内で会談し、民主党がまとめた政治資金規正法改正案(議員立法)の概要について説明を受け、意見交換した。公明党から漆原良夫国対委員長、西博義国対副委員長、大口善徳衆院議員(党政治改革本部事務局次長)が参加した。
 会談で民主党側は、25日をめどに同法案に対する与党側の質問を受けたいという考えを示した。
 一方、与党側は今後の政党間協議の進め方について、「政治とカネ」の問題が各政党の政治活動にかかわる問題であるとの観点から、「できれば幹事長レベルで(与野党の)協議機関を作り、各党各会派の皆さんに集まっていただき、それぞれの立場から(協議を)進めたい」と提案した。
 会談後、漆原国対委員長は、記者団に対し、政党間協議の意義について「問題点をお互い指摘し合って乗り越えていくことが大事だ」と語った。

(平成19年10月23日付け公明新聞より転載)