平成19年5月4日
【憲法記念日に街頭演説会】
憲法記念日の街頭演説会(新潟市)

憲法施行60周年記念日に新潟市で街頭演説会

 
 憲法施行60周年記念日の3日、新潟市において公明党新潟県本部(志田邦男代表:県議)の街頭演説会が開催され、志田邦男代表、新潟市議団とともに参加させて頂きました。
 私は演説の中で、以下の要旨で話をしました。
国民投票法について、憲法に改正の条項がある以上、国民投票法を制定するのは当然であると考えます。この国民投票法は、これまで自民・公明の与党と民主党の間で協力をして法案を一本化するための議論を100時間以上続けてきました。この議論の結果、投票年齢については18歳以上とすること、メディアの報道規制はしないこと、改正する項目を全体ではなく条文ごとにYse・Noを選択することで合意し、唯一の対立箇所である、国民投票の対象を「憲法改正時に限定」か「重要法案も含む」のかに関しての議論を残すのみとなったところでした。
 ところが、民主党は小沢代表から「与党との協同提案はまかりならん」との天の声で、これまで現場で苦労してきた皆さんの努力がすべて無駄になってしまいました。民主党は参院選で社民党と共闘するための譲歩であり、憲法問題を党利党略として使っているのは誠に腹立たしい限りであります。

 公明党の憲法に対する考え方は、「憲法第9条改正に反対であり、加憲の立場」であります。第1項「戦争の放棄」、第2項「戦力を保持しない」は堅持します。集団的自衛権の行使も認めません。また、自衛隊の海外における人道的復興支援・PKOに自衛隊が活動できることを明記させたいと考えています。
 憲法施行60年を経て、時代に則した「環境権」「プライバシー権」を追加し、地方自治の充実を現在の実情に則たものとすることが必要である
 公明党は憲法9条を守り抜く政党、平和を守り抜く政党としてこれからも全力で取り組んでまいります。