平成18年11月24日
【教基法案 きょう参院特委で審議入り】
 
国会正常化で合意/教基法案 きょう参院特委で審議入り/与野党
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 自民、公明の与党両党と、民主、共産、社民、国民新党の野党4党の国会対策委員長らは21日、国会内で会談し、教育基本法案の採決をめぐって野党4党が国会審議を拒否している事態について打開策を協議。衆院教育基本法特別委員会に安倍晋三首相が出席して、3時間の質疑を行うことで一致し、22日からの国会正常化で合意した。
 ただ、衆院特委の開催については、参院教育基本法特別委員会での法案審議日程に支障をきたさない範囲で、早期の開催に努力することを申し合わせた。公明党から、漆原良夫国会対策委員長、西博義国対副委員長が出席した。一方、参院でも同日、自民、公明の与党両党と民主党が、国会内で幹事長会談を開き、正常化することで合意した。公明党から、こば健太郎参院幹事長(参院選予定候補=比例区)が出席した。
 これにより、22日に参院教育基本法特委を開き、政府提出の教育基本法案を民主党提出の対案とともに趣旨説明と総括質疑を行い、実質審議入りすることになった。
(平成18年11月22日付け公明新聞より転載)