平成18年11月22日
【野党の審議拒否を批判】
 
教基法案/衆院採決に瑕疵なし/野党の審議拒否を批判/テレビ番組で漆原氏
     ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
 公明党の漆原良夫国会対策委員長は19日、テレビ朝日系「サンデープロジェクト」に与野党の国対委員長とともに出演し、教育基本法案の取り扱いなどで見解を述べた。
 この中で漆原氏は、野党が、同法案の衆院特別委員会採決をボイコットしながら河野洋平衆院議長に委員会への法案差し戻しを申し入れた際、河野議長が採決の手続きに瑕疵はなかったと言明し本会議採決に踏み切った経緯を挙げ、「法案は瑕疵がない状態で参院に行った。それを衆院に戻すことは不可能だ」と指摘し、理不尽な野党の要求を批判した。
 また、教育基本法案に関連し、自民党の二階俊博氏は、野党側の意見も聞き審議時間が107時間にも及んだことに触れ、「自民、公明の両党が70回も議論し、政府案を提出したことに対し、野党は審議に臨んで、どこが反対か国民に分かるよう、しっかり討論すべきだ」と野党の審議拒否を糾弾した。
(平成18年11月20日付け公明新聞より転載)