平成18年11月10日
【庶民の側に立つ県政を】
 
庶民の側に立つ県政を/福島県知事選 森候補(自公推薦)の必勝断じて/喜多方市で漆原国対委員長
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 公明党の漆原良夫国会対策委員長は8日夜、福島県知事選(12日投開票)の無所属新人・森まさこ候補(42)=自民、公明推薦=を応援するため、喜多方市で開かれた演説会に駆け付け、森候補への絶大な支援を呼び掛けた。
 この中で漆原国対委員長は、多重債務者の増加防止を目的とする貸金業法案などの改正案について言及。(1)出資法の上限金利を引き下げ、グレーゾーン(灰色)金利を撤廃(2)返済能力を超える過剰な貸し付けを禁止(3)貸金業者の参入規制を強化(4)ヤミ金融対策として懲役刑を引き上げ――などの内容を説明した上で、「森候補は(金融庁課長補佐として)改正案を作成し、多重債務者の救済策を進めたという大きな実績がある」と力説。庶民の側に立った県政の発展に強い期待を寄せた。
 また、苦学の末に弁護士になった森候補の経歴に触れつつ、「困った人がいれば助ける」との信条を紹介し、「このような人にこそ県のリーダーとして頑張ってほしい」と強調した。
 さらに、県発注の下水道談合事件が同知事選の発端になったことなどを踏まえ、「与党が国会に提出している官製談合防止法改正案を、今国会で成立させたい」と訴えた。森候補は、医療制度の充実や県財政の再建などに意欲を示し、「人情のある福島県に恩返しを」と必勝の決意を披歴した。
(平成18年11月9日付け公明新聞より転載)