平成18年11月8日
【「核保有発言」慎重に・その2】
 
 6日午後に与党国対関係者の会合があり、私は前日NHKの「日曜討論」でも発言したとおり、麻生太郎外務大臣や自民党の中川昭一政調会長が核保有論議をすべきとの発言に関して、政府側出席者である下村博文官房副長官に対し「8日の党首討論では民主党の小沢一郎代表が閣内不一致や中川氏の発言を追求してくると思われる。しっかりと説明できないといけない」と指摘をしました。この件については自民党の二階俊博国対委員長も、「重要法案を抱える中で、国会審議に支障をきたすような発言は慎んでもらいたい」と閣僚や政府側に慎重な発言を求めています。
 これに対しての中川昭一政調会長は、6日名古屋市での講演で「批判は批判として傾聴すべきところも多々ある」と語り、自らの発言について自制を求められている事への認識を示しています。