平成18年7月17日

党PTと患者ら 控訴断念と具体策を法相に要請

じん肺根絶へ対応急げ/党PTと患者ら 控訴断念と具体策を法相に要請
 公明党の「じん肺問題対策プロジェクトチーム」の漆原良夫座長(衆院議員)と、魚住裕一郎副座長(参院議員、参院選予定候補=比例区)は14日、患者と家族会の代表とともに、法務省に杉浦正健法相を訪ね、じん肺の根絶に向けた具体策を早急に講じる必要性を強調した上で、患者らが国の防止策が不十分だったとして、国に損害賠償を求め、東京、熊本両地裁で国が敗訴した裁判について、国の控訴を断念するよう求めた。
 じん肺とは、トンネル工事などで粉じんを吸い込み、肺機能が著しく低下する病気。
 席上、漆原座長らは、咳や体の痛みなどに苦しむ患者の窮状を訴えた上で、じん肺の発生防止へ、トンネル工事現場での定期的な粉じん測定の義務化や、トンネル建設の構内作業時間の規制による超過勤務の禁止などを実施すべきと訴えた。
 また、今後の患者への対応では、トンネル建設の元請企業が拠出して基金を創設し、患者への迅速な補償制度を確立する重要性も主張した。
 杉浦法相は、これらの要望に理解を示した。
(平成18年7月15日付け公明新聞より転載)

杉浦法務大臣へ要請