平成18年5月31日

「共謀罪」めぐり実務者会合

共同修正模索し協議/「共謀罪」めぐり実務者会合/衆院法務委
 衆院法務委員会は29日、「組織犯罪の共謀罪」の新設を柱とする組織犯罪処罰法改正案の与野党修正協議に当たる実務者会合を衆院第1議員会館で開いた。公明党からは漆原良夫氏が出席した。
 会合で与党は、民主党から提示されていた「共謀を取り消した場合の扱い」や「国際協力を必要とする重大な犯罪の範囲」などの八つの課題に対して与党の考えを説明した。これに対し、民主党は、回答をいったん持ち帰り、改めて返答するとした。そのため、同協議は、きょう午前中に改めて行うこととなった。
(平成18年5月30日付け公明新聞より転載)