平成15年5月8日

 法務委員会にて質問
 
法務委員会にて質問

 昨日(7日)、衆議院法務委員会にて、「裁判の迅速化」について質問を行いました。
 「裁判の迅速化」に反対する方はいないと思います。私も裁判を迅速に行うことは賛成です。しかし、「裁判の迅速化」は、「裁判の充実化」とともに、司法に対する国民の信頼を確保するための、いわば車の両輪であり、この二つの命題は相反する面を持っていることも事実です。
 私は、「裁判の迅速化」の大前提として、「裁判の充実化」が図られなければならないと考えます。そのためには、裁判所等の人的体制の充実とともに、裁判所・検察庁等の物的体制の充実、さらに最高裁判所による検証に当たっては、法曹三者や学識経験者の協力・関与が不可欠であることを述べさせて頂きました。