平成14年12月23日

  米粉ラーメンの試食会
 
米粉の消費拡大へ試食会を開催

 私が座長を務める党農林水産部会の米粉消費拡大推進プロジェクトチームは、20日農林水産省内の食堂で米粉ラーメンと米粉パンの試食会を行いました。これには、大島農水大臣と渡辺孝男大臣政務官(公明党)や浜四津代表代行らも参加して頂きました。
 この食堂には、本年4月からメニューに「米粉ラーメン」が登場し、話題となっています。米粉ラーメンは小麦粉に近い微細粒米粉を使用しており、小麦粉に比べてやや軽やかな口当たりです。大島大臣も「これはおいしい」と太鼓判で、参加者のみなさんにも大好評でした。
 米粉を使った食品の消費拡大に対して、小麦粉に比べてコストが高いことや、食感の違い等これからの研究課題もいくつかありますが、大島大臣からは「米粉の利用こそ米政策のカギ」、また浜四津代行も「アレルギー対策など広い用途に活用できそう」等々皆さんの期待の大きさを感じました。
 近年の米消費の低迷に対して、何とかしなければとの思いは各方面に広がってきております。私は試食会で参加者の皆さんに、新潟県黒川村の取り組みを紹介させて頂きました。黒川村では数年前から、米粉を利用した「米めん」の開発にはじまり、「米パン」「米ラーメン」さらに「米パスタ」まで発売しています。現在は小麦粉の代わりに「パウダーライス(微細粒米粉)」を利用する方法も研究しています。私はこの米粉の利用拡大が21世紀の日本の農業を救う「希望の星」であると確信しています。私は超党派で組織する「米消費拡大議員連盟」にも参加し、公明党の幹事を拝任しております。今後とも議員連盟とも連携を取りながら、プロジェクトチームのメンバーと力を合わせて、米の消費拡大を強力に推進してまいります。