平成14年8月19日

  ダム建設予定地を視察する新潟県本部のメンバー
  清津川ダム対策協議会の方々から意見を伺う
 
★昨日(18日)、新潟県湯沢町の「清津川ダム建設予定現場」に行ってまいりました。(新潟県本部調査団、漆原良夫・風間昶参議院議員・古川久代表・志田邦男幹事長・野口幸三町議・森山幸子町議)
 このダムは、国が洪水調節や工業用水供給などを目的に36年前の昭和41年より建設計画が持ち上がり(総事業費約2500億円)、平成13年度までに約60億円を投じて調査が行われてきましたが、今回(7月29日)に、ダム建設中止の決定となりました。
 これまでの長い間、この地域の皆さんは建設賛成・反対の論議と共に、ダム建設計画による様々なハンディ(湖底に沈むことによる地域開発や下水道整備等の社会基盤整備の凍結、移転問題や将来の家庭生活などの精神的不安等々)を負ってきました。
 今回皆さんの意見を直接伺うことができ、この地域住民の皆さんへ国としてどのような償いができるのか真剣に考え、36年間という本当に長い期間、過疎地として取り残されてしまったことに対する救済策を早急に実施するよう、関係機関へ働きかけてまいります。