(vol.32)平成29年8月4日


内閣改造・初心に帰れ
   
皆さん、今日は。蒸し暑い日々が続いていますが、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

○さて、昨日(8月3日)安倍内閣の改造が行われました。公明党からは、石井国土交通大臣が留任されました。安倍総理は「結果重視、仕事第1、実力本位の布陣を整えた」「結果本位の仕事人内閣だ」と述べておられます。私は、いわゆるサプライズなどで派手さはないかもしれませんが、安定と実力を重視した調和のとれた改造人事だと評価しています。

○問題は、この内閣が国民のために何をするかが1番大切です。私は、次の2つのことを期待したいと思います。

○その1つ目は、「連立の原点に帰れ」ということです。2012年12月25日の自公連立政権合意の冒頭には「決して驕ることなく、真摯な政治を貫くことによって結果を積み重ね、国民の本当の信頼を取り戻さなくてはならない」
安倍総理をはじめ内閣の支持率を回復するには、もう1度この連立の原点に立ち戻る以外にないということを、深く深く肝に銘じなくてはならないと思います。

○その2つ目は、もう「アベノミクスは道半ば」と言うのは止めよう、ということです。
総理は記者会見で「最優先すべき仕事は、経済の再生だ。経済最優先で取り組んでいく」「経済の好循環を加速させ、デフレ脱却を成し遂げる」と力強く決意を述べておられます。
 「地方経済の活性化」「中小・零細企業の活性化」「国民1人一人の家計の豊かさ」・・・私たちは、2012年の政権奪還以来このことを国民に約束をしてきました。以来5年になります。もう「アベノミクスは道半ば」とは言えません。この内閣で是非とも「アベノミクスを完結」してほしいと強く強く期待をしています。

○台風5号の動きが気になります。どうか、万全な準備をお願いします。皆様の益々のご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます。


2017年8月4日
公明党衆議院議員 漆原 良夫