(vol.16)平成25年11月28日 


秘密保護法案について
   
 おはようございます、漆原良夫です。

 26日、秘密保護法案が、自民、公明、みんなの賛成で衆院を通過しました。この法案は、国民の安全や国益を守るために情報の漏えいを防ぎ、国内外から情報を入手し政府の安全保障や外交政策に役立てるのが目的です。

 メディアなどは、この採決を「乱暴」「数のおごり」とか非難しています。しかし、私は、他の法案審議と比べて大変丁寧な審議をしたと思っています。その理由は4つあります。

1.審議時間は、45時間を超えました(普通の法案の審議時間は、10時間前後です)
2.参考人質疑も2回行いました。(普通は1回です)
3.地方公聴会を行いました。
4.野党と粘り強く修正協議を行い、みんな、維新との間で12項目にわたって修正合意ができました。

 この国会の会期は、12月6日です。参院での審議時間も確保しなくてはなりません。その意味で、26日が限度でした。皆様におかれましては、どうかご理解を賜りますようお願いいたします。