平成14年10月26日 (No.41)


小泉総理の英断に拍手!
 

政府は24日、
 @一時帰国中の5人は、永住を前提に滞在を延長する
 A北朝鮮に残された子供ら家族については、安全確保と帰国日程を確定する。

 との方針を決定しました。
 私は、小泉総理の”英断”に心から拍手を送りたいと思います。


「子供を北朝鮮に残したままでは、自由な意志決定はできない。また、北朝鮮に5人を帰してしまったのでは、今後の帰国の保障がない」
 24年もの長い間、被害者を待ち続けた家族の方々の率直な思いだったのです。
 「私の長年の夢が実現した」と嬉しそうに話す地村さんのお父さんの笑顔が印象的です。
 今後は、政府の努力によって、子供等の帰国が一日も早く実現されることを願います。


拉致被害者の家族会は、24日「死亡」とされた8人の調査結果の矛盾点や疑問点を指摘した書面を内閣府に提出しました。
 北朝鮮側の発表はとても不自然であり、とうてい「死亡」の発表をそのまま信じることはできません。
 政府は「8人は生きている!」との前提と確信をもって、救出の努力をしてもらいたいと思います。