平成14年9月21日 (No.38)


日朝国交正常化交渉再会前に「拉致問題」の徹底解明を!
 
今般の日朝首脳会談で、長年の懸案であった日朝間の諸問題について一定の合意ができた事に関しては、歴史の1ページを開いたものであると評価したいと思います。

しかし、拉致問題に関しては、今回全員の生存を信じていたにもかかわらず、ご存知の通り大変に悲惨な結果(北朝鮮の資料による)となってしまいました。
 長年、無事に帰還する事を心から待ち望んでこられたご家族の心情を思うとき、心底からの怒りと憤りで体が引き裂かれる思いです。

私は、公明党を代表して超党派で組織される「北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟」に参加しております。
 今回の小泉総理訪朝に関しても、拉致問題の解決に向けて様々な角度から、ご家族の方々と共に全力で支援させて頂きました。

北朝鮮の行為は断じて許す事のできないものであり、10月から始まる正常化交渉の前に、生存者の早期帰国、事実関係の解明、責任問題の追及、被害者とご家族に対する謝罪・補償など強く要望してまいります。