平成14年1月1日 (No.32)


2002年、新年明けましておめでとうございます。
本年が皆様にとって良き年になりますよう心よりお祈り申し上げます。
 
日本は今、経済・平和・環境・教育・人材など、大きな課題に直面しています。
不良債権の処理、構造改革は断じて成し遂げなければなりません。
 しかし、その一方で、その”痛みが”中小企業の皆さんや、一生懸命に努力している国民にのみ押しつけられるようなことがあってはならないと思います。
 ”痛み”を和らげる処方箋を構ずることも政治家の考えなければならない大きな責務であると思います。
私達は、改革の断行と痛みの解消に向けて懸命に努力をして参ります。

米国の同時多発テロの発生や不審船の出現によって、日本の危機管理のあり方が問われています。
 昨年の国会では、平和憲法下における日本の国際貢献のあり方が討論されましたが、本年の国会では、平和憲法下における危機管理のあり方が討論されることになります。
 冷戦時代における不毛なイデオロギーの対立から、国民の生命・身体・財産を守るという観点からの冷静な討論をすべきであると考えます。

その他、環境・教育・人材についても、公明党らしい政策を展開して参ります。
私自身もまた、公明党の法務部会長として、司法制度改革に向けて全力で取り組んで参ります。
”庶民の声が一番届く公明党”を目指して本年一年頑張って参ります。

皆様の一層のご支援をお願い申し上げまして、新年のあいさつとさせて頂きます。