平成13年5月23日 (No.22)


国は直ちに控訴の断念を!(ハンセン病訴訟)
 
 〜〜〜〜〜 小泉総理は政治決断をせよ 〜〜〜〜〜

◎熊本地方裁判所のハンセン病患者に対する判決の控訴期間(25日)が迫っています。

◎政府は、本日にも控訴を決意するのではないかという情報が伝えられています。
  公明党は、人権及び道義的観点から「政府は控訴すべきではない」と神崎代表が小泉総理に申し入れをし、また、坂口厚生労働大臣もその方向で閣内でがんばっています。

◎政府の中では、「控訴すべきだ」との強い考えがあるようです。
  しかし、私は、ハンセン病の皆さんの今日までの苦しみを考えれば、政府はメンツを捨て「控訴しないでほしい」という患者の皆さんの声に率直に耳を傾けるべきであると考えます。

◎小泉総理は、患者の皆さんに”反省”の意を表しておられます。しかし、本当の反省は「控訴断念」以外にはないと思います。
  私は、小泉総理は、今こそ国民の目線に立った政治決断をすべきだと考えます。