平成13年4月6日 (No.16)


DV法が成立 / 森総理、退陣表明
 
DV法が成立
 本日(6日)、「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」(いわゆるDV法)が衆議院で可決され、成立致しました。

 この法律は、配偶者からの暴力が犯罪となる行為であるにもかかわらず、被害者の救済が必ずしも十分に行われていなかったことや、被害者の多くが女性であり、個人の尊厳や男女平等を侵害する行為であることを考慮し、配偶者からの暴力の防止・被害者の保護や自立支援を図ることを目的としています。

 被害者の保護内容は次のとおりです。
 @配偶者暴力相談支援センターによる保護
   相談、カウンセリング、一時保護、情報提供など
 A警察による保護
   暴力の制止、被害者の保護、被害発生防止のために必要な措置
 B地方裁判所による保護命令
   接近禁止命令(6ヶ月)、住居からの退去命令(2週間)この保護命令に違反した場合には、1年以下の懲役、  または100万円以下の罰金に処せられます。


 詳しくは「法案解説」をご覧下さい。(こちらからご覧になれます)


ロシア・イルクーツク訪問について(外交費関連)
 外務省や内閣官房の機密費について、国民の厳しい批判がなされています。公明党は、国民の税金の不正使用は断じて許さないとの決意で取り組んで参ります。

 私の今回のイルクーツク訪問(総理随行)に際しても、外務省や内閣官房から、「せん別」など全くありませんでした。また、ホテルの宿泊代も当然のことですが、私自身で支払いを致しました。


森総理、退陣を表明
森総理は本日(6日)、閣僚懇談会で退陣する旨を正式に表明しました。

野党はこれを受けて、すべての国会審議をストップさせる戦術に出るようです。
  私達公明党は、国民生活に関連する重要な法案の審議が野党の戦術によってストップされるようなことがあっては、断じてならないと考えております。

「政治空白を、断じて作らない」という決意で国会の運営に当たって参ります。