平成13年4月2日 (No.15)


森総理、総裁選の日程を指示
 
国民の関心事は、自民党総裁選挙はいつか、誰が新総裁に選ばれるのかという2点に絞られています。
 森総理は本日(2日)、総裁選の日程を詰めるように指示されるそうです。明日以降、総裁選およびその人選が具体的な政治日程として上ってくることになります。

私は、この総裁選について、自由民主党と野党4党に注文をつけたいと思います。

《自由民主党に対して》
 自民党の総裁選は事実上総理を選択することと同じ意味を持ちます。従来のような派閥の力学によるのではなく、「21世紀の日本のリーダーにふさわしい人は誰か」という国民本意の人選をして頂きたい。

《野党に対して》
 党利党略による「政治空白」を作ってはならないということです。聞くところによりますと、野党は新総理が決定するまですべての法案の審議をストップさせる方針だそうです。13年度予算が国会を通過致しましたが、解決しなければならない重要法案が沢山残っています。国民生活を犠牲にした審議拒否という国会戦術は、党利党略であって断じて許されないと思います。

私は自民党の総裁選、新総理の首班指名、組閣の各作業をゴールデンウィーク前に終了させ、連休後は新総理による力強い政策が実行できるようにするべきであると思っています。