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平成14年5月 春季号
メディアの人権侵害・名誉毀損への「抑止力」必要!
皆様には、平素格段のご支援を賜り心より御礼申し上げます。
私は過日の衆議院予算委員会で、メディアによる人権侵害・名誉毀損に対し、アメリカ並みの高額な損害賠償額を認めるよう森山法務大臣へ求めました。
善良な市民が事実無根の報道で著しい人権侵害を受けているにもかかわらず、商業的な一部マスメディアは謝罪すらしていません。
これには、民事裁判の損害賠償額が低い上、刑事裁判でも名誉毀損で実刑を受けた例は極めて少なく、抑止力として機能していない現状が一因としてあります。
私は、懲罰的損害賠償制度を導入しなくとも現行法制度のままで、アメリカ並みの高額な損害賠償は可能であると指摘しました。これに対し、法務大臣は、「現行制度でも高額化可能」との認識を示しました。
今後とも人権侵害・名誉毀損の抑止に向け一層の努力をしてまいります。
平成十四年 五月
衆議院議員 漆原良夫
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